橋の上の子どもたち(読みもの・原作アメリカ)
『橋の上の子どもたち』
父の暴力とそれに抗えない母に耐え兼ね、知的障害を持つ姉ラクを連れて家出をした11歳のヴィジ。姉妹は廃墟となった橋の上で、ストリートチルドレンの少年たちと一緒に生活を始める。ゴミを漁るような厳しい生活だが、仲間同士で協力し合い、知恵と勇気で切り抜けていく。そんななかでも、ヴィジはいつか教師になるという夢を持ち続けている。ある日訪れた教会で保護活動をしているセリーナに出会い、やがてラクが病気になったのを機に彼女を頼ることを選ぶ。南インドの子どもの貧困をテーマとしながら、希望も描かれている。(神保)
出版社 | 講談社 |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 256頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | インド、スラム街、友情 |
- 2020
- 256 pages
- 20×14
- Ages 11 +