囚われのアマル(読みもの・原作アメリカ)
『囚われのアマル』
パキスタンの小さな村に家族と暮らす12歳のアマルは、父の借金のかたに大地主の屋敷で召使いとして働かされる。地主の息子の横暴な仕打ちに耐え、先輩召使いの意地悪をやりすごし、出口の見えない理不尽な境遇に苦しむ毎日。それでも屋敷の図書室でこっそり本を読んだり、年下の仲間に読み書きを教えたり、自分を失わずに生きていく姿を力強く描く。パキスタンに今なお残る貧富の差や女性蔑視の通念がわかり、服装や料理、結婚式の風習などイスラム文化に触れることができる。(福本)
出版社 | さ・え・ら書房 |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 256頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | パキスタン、強制労働、家族、ジェンダー |
- 2020
- 256 pages
- 20×14
- Ages 11 +