〈死に森〉の白いオオカミ(読みもの・原作ロシア)
『〈死に森〉の白いオオカミ』
村には、川向こうの森を丸裸にしてはいけない、という言い伝えがあったのに、人口が増えて農地が足りなくなると、男たちは向こう岸にわたり森を焼き払ってしまう。そこは〈死に森〉と呼ばれるようになり、村人たちを襲うオオカミが次々に現れる。リーダーの巨大な白いオオカミは森を守っていた魔物なのか? 子どものエゴルカが一部始終を見届け、村を救う。ロシアの伝承を下敷きにし、不思議な人びとも登場する、土の香りがする物語。自然と人間の関係を描いた象徴的な寓話としても読める。(さくま)
出版社 | 徳間書店 |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | |
ページ数 | 160頁 |
サイズ | 19×14 |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | オオカミ、伝説、自然 |
- 2019
- 160 pages
- 19×14
- Ages 11 +