おじいちゃんとの最後の旅(読みもの・原作スウェーデン)
『おじいちゃんと最後の旅』
入院中の祖父は、わがままで頑固で汚い言葉を連発するので、看護師さんたちをうんざりさせている。でも孫息子のウルフは、ひそかに計画を練り、嘘もつき、危険も冒して、「やりたいことがある」と言う祖父を病院から脱出させる。そしてふたりは祖父が祖母と住んでいた島の「岩山の家」まで旅をする。ユーモラスな会話を通して、愛に不器用だった祖父の姿や、祖父と父、父とウルフのぎくしゃくする関係などが浮かび上がる。自分の祖父の思い出をたっぷりと盛り込んだ、この作家の最後の作品。味のある挿し絵も秀逸。(さくま)
出版社 | 徳間書店 |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 168頁 |
サイズ | 19×14 |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | 祖父、病院、旅 |
- 2020
- 168 pages
- 19×14
- Ages 11 +