ソンジュの見た星(読みもの・原作アメリカ)
『ソンジュの見た星:路上で生きぬいた少年』
1997年1月、平壌に住む9歳のソンジュは、エリート軍人の父が失脚したため、家族で北部の鏡城に引っ越す。鏡城では配給が滞り、飢えに苦しむなか、両親は食料を調達してくるといって家を出て戻らない。ソンジュは、学校の友だち6人とコッチェビ(ストリートチルドレン)団を作ってリーダーになり、盗み、タバコ、飲酒などをしながら北部の町を移動する。途中で、ふたりの友が亡くなり、生活はどんどんすさんでいく。1997年頃の北朝鮮の様子が子どもの視点でリアルに描写され、命について考えさせられる。著者の自伝的作品。(土居)
出版社 | 徳間書店 |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | |
ページ数 | 376頁 |
サイズ | 19×14 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 北朝鮮 ストリートチルドレン 友だち |
- 2019
- 376 pages
- 19×14
- Ages 12 +