ぼくの帰る場所(読みもの・原作イギリス)
『ぼくの帰る場所』
ロンドンに住む11歳の少年AJは走ることが大好きだった。両親は学習障害者で、祖父が彼らを支えていた。ところが、祖父が急死し一家は安定を失う。少年は施設に送られるのを恐れ、祖父の死を隠して中学校に入学。走りたい願望はあるが、家計は厳しく、お金の管理やトラブル対応ができない両親を支えることに追われてしまう。ヤングケアラーとなり、ひとりで苦悩する思春期の少年が、周囲の人とかかわりながら他者の善意にも気づいていく過程を、彼自身の言葉でエッセイ風につづる。誠実で愛情深い両親の魅力もていねいに描く。(代田)
出版社 | 鈴木出版 |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | |
ページ数 | 304頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | 家族 学習障害 ランナー 秘密 |
- 2019
- 304 pages
- 20×14
- Ages 10 +