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桜の木の見える場所(読みもの・原作イタリア)

パオラ・ペレッティ 作/関口英子 訳

カテゴリー: おすすめ!世界の子どもの本読みもの/chapter books and novels


『桜の木の見える場所』

9歳のマファルダは、目の病気のために視力が落ちて、学校にある大好きな桜の木もぼやけてしか見えなくなってくる。両親や、ルーマニア出身の用務員のおばさんのエステッラや、ひとつ年上のフィリッポも勇気づけてくれるが、不安な気持ちを抱き続ける。そんな時、ママから引っ越しをすると聞いて、大好きな『木のぼり男爵』のコジモのように、桜の木の上で生活しようとする。読書好きで個性的なマファルダの豊かな発想とユニークな人間関係、桜の木が見える距離が縮まっていくことに象徴される病気に対する不安が心に残る。(土居)

出版社 小学館
初版年 2019年
ISBN
ページ数 304頁
サイズ 20×14
対象年齢 10歳から
キーワード 病気 桜 視力

  • 2019
  • 304 pages
  • 20×14
  • Ages 10 +