とんでいった ふうせんは(絵本・原作アメリカ)
カテゴリー: おすすめ!世界の子どもの本、絵本/picture books
『とんでいった ふうせんは』
おじいちゃんからたくさんの思い出話を聞くのが好きだった男の子。おじいちゃんが認知症になってだんだん思い出を失っていくことに驚き、落胆する。しかし、両親から老いによる変化について聞き、おじいちゃんの思い出の語り部になればいいのだと、前向きに事態をとらえなおす。思い出をカラフルな風船に見立て、それが飛んでいくという表現は、老いによる変化を子どもにもわかりやすく伝えている。老いに向き合う優しい家族のまなざしが感じられ、家族の記憶を次の世代に継承していく姿に希望を感じる。(神保)
出版社 | 絵本塾出版 |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | |
ページ数 | 40頁 |
サイズ | 29×24 |
対象年齢 | 3歳から |
キーワード | 老い 家族愛 思い出 |
- 2019
- 40 pages
- 29×24
- Ages 3 +