【JBBY世界の子どもの本講座】開講(9/4~11/6)

 「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞。1953年にIBBY(国際児童図書評議会)が設立した、子どもの本の作家・画家に対する最高の国際的な賞です。2年に一度、IBBYの各支部が、その国を代表する作家と画家を推薦し、厳正な国際選考会によって受賞が決まります。近年では、JBBYが推薦した上橋菜穂子さんが2014年に、角野栄子さんが2018年に、国際アンデルセン賞作家賞に輝きました。
 昨年までご好評をいただいた「国際アンデルセン賞講座」を、今年度は世界の子どもの本全体に視野を広げて継続していきます。第1回は、7月に韓国から、ブラティスラヴァ世界絵本原画展の出展画家パク ジォンチェさんをお迎えしました。引き続き第2回から第5回までをご案内いたします。JBBYは、2020年国際アンデルセン賞作家賞に、富安陽子さんを推薦しました。画家賞には、前回に続き田島征三さんを推薦しました。そこで、これまでの受賞作家・画家について学ぶとともに、日本が推した富安さんの作品の魅力をより深く知っていただきたいと連続講座を企画しました。第4回には、富安さんご本人も登壇します。

【第2回】9月4日(水)18:30-20:00 講師:土居安子
   「富安陽子の人と作品」 

【第3回】10月17日(木)18:30-20:00 講師:福本友美子
   「国際アンデルセン賞画家賞・海外の受賞者とその作品から【後編】」 

【第4回】10月27日(日)14:00-16:00 講師:富安陽子
   「物語が生まれる時」

【第5回】11月6日(水)18:30-20:00 講師:さくまゆみこ
   「国際アンデルセン賞作家賞・海外の受賞者とその作品から【後編】」 

電話:03-6273-7703 kodomo2019@jbby.org
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