長くつ下のピッピ(スロベニア・読みもの)
Pika Nogavička
2018_翻訳作品(スウェーデン語からスロベニア語)
『長くつ下のピッピ』
アストリッド・リンドグレーン作『長くつ下のピッピ』(1944)を初めてスウェーデン語から直接スロベニア語に翻訳した本。ピッピは、金貨のぎっしりつまった大きなスーツケース、馬、サルと一緒に「ごたごた荘」で暮らしている。そんなピッピに、村の大人たちは女の子らしい振る舞いを教えようとする。けれどもピッピは、近所に住む友だちのトミーとアニカと一緒に、野性的でわくわくするような冒険を繰り広げ、人びとに過去の突飛な経験を話しては楽しませる。ピッピはサーカスの大男との取っくみ合いも、強盗とのポルカダンスも、雄牛のしっぽをぐいっと引っ張るのも、ひょひょいと平気でやってのけてしまう。
翻訳家について リュブリャナ大学芸術学部を卒業後、言語学で博士号を取得。スロベニア語、英語、ラテン語、スウェーデン語の翻訳を、子ども向け、大人向けの作品で行ってきた。リンドグレーン、トーベ・ヤンソン、ピーター・シスに加え、オヴィディウス、オスカー・ワイルド、ローマ時代初期の劇作家プラウトゥスなどの翻訳作品で数々の賞を受賞している。また、スロベニア語の詩も英語に翻訳している。
日本語版
菱木晃子 訳/岩波書店/2018 ほか
出版社 | Mladinska knjiga |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978- 961-01-3689-7 |
ページ数 | 335頁 |
サイズ | 21×15 |
対象年齢 | 6歳から |
キーワード | 女の子 強さ 自立 友情 |
Pika Nogavička
- 2016
- 335 pages
- 21×15
- ISBN 978- 961-01-3689-7
- Ages 6 +