きみには象が見えない(リトアニア・絵本)
Drambliai nematomi
2018_翻訳作品(ドイツ語からリトアニア語)
『きみには 象が見えない』
虐待されている子どもたちを救おうと、極端な手段を試みる勇敢な少女の物語。13 歳のマーシャは夏休みに祖母の家に預けられ、退屈で孤独な時間を過ごしていた。ある日、近くの遊
び場で、驚くほど恥ずかしがりやでびくびくしている姉弟、ユリアとマックスに出会う。マーシャは、ふたりが、町の有力者である彼らの父親から虐待されているのでは、と疑い始める。マーシャは、そのことを祖母や関係機関に伝えるが、誰にも信じてもらえない。見過ごすことができないマーシャは、自分でどうにかしようと行動に出る。
翻訳家について 1955 年、ヴィルヌイ生まれ。ヴィルヌイ大学でドイツ哲学を学んだ後、同大学で7年間ドイツ語を教える。1987 年からは、出版社で子どもやYA の編集者として働く。児童文学、YA を中心に、30 点以上の作品をリトアニア語に翻訳している。翻訳作品は2010 年にIBBY オナーリストに選出された。
出版社 | Lietuvos Rasytoju |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | Lietuvos Rasytoju |
ページ数 | 190頁 |
サイズ | 20×13 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 家族 暴力 |
Drambliai nematomi
- 2016
- 190 pages
- 20×13
- ISBN Lietuvos Rasytoju
- Ages 12 +