禁じられたサイン(ベルギー・読みもの)
Un son a disparu
2018_翻訳作品(ベルギー、スペイン語からフランス語)
『禁じられたサイン』
ある日、エレノアは誰にも告げずに姿を消した。親友のホルヘは、周りの大人たちが特に気にかけていないのを見て、何かを隠しているのではないかと思い始める。ホルヘは、エレノアを忘れていないことを示すため、彼女が戻るまでは、「E」を発音しないと決める。話すのも書くのも、E を省くと複雑になる。そして、ホルヘがエレノア失踪の謎を調べていくと、厄介な事実が明らかになる。
原作のスペイン語版ではE ではなく「A」だが、フランス語版では、フランス語で最も多用される母音の「E」に置き換えることで、頻繁に使う文字が使えない困難さを再現している。
翻訳家について フランスの銀行や保険会社に10 年間勤めた後、2007 年にブリュッセルの大学で翻訳と通訳(フランス語とスペイン語)を学ぶ。その後、若者や子ども向けの作品の翻訳を始めた。2015 年には2作目の翻訳作品で、フランス翻訳家協会のピエール・フランソワ・カイエ賞の特別賞を受賞。
出版社 | Alice Editions |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | 9-782-87426-338-5 |
ページ数 | 128頁 |
サイズ | 21×14 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | 失踪 友情 |
Un son a disparu
- 2017
- 128 pages
- 21×14
- ISBN 9-782-87426-338-5
- Ages 10 +