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手塚マンガでエコロジー入門

手塚治虫 マンガ・エッセイ、手塚るみ子 解説

カテゴリー: 日中韓共同プロジェクト読みもの/chapter books and novels

第1回テーマ「環境」

『手塚マンガでエコロジー入門』 (Tezuka manga de ekoroji nyumom)

「鉄腕アトム」や「ジャングル大帝」「ブラック・ジャック」などのマンガで世界中に知られている手塚治虫は、自然破壊や地球環境をテーマにしたマンガ作品をたくさん描いていた。戦争のために樹木が切り倒され、 あるいは戦後の宅地造成で自然が破壊される不当性を、自然からの悲痛な叫びとして描き、その声を次世代に伝える「モンモン山が泣いている」;農薬散布で生態系が人為的に破壊されことによる種の異変や、環境破壊と生命の危機をテーマにした「ディンゴ」;大量廃棄物による海洋汚染を象徴的に描いた「ナゾの浮遊物」; 核こそが地球環境破壊の最大の敵であることを暗示した「友よいずこ」など、8 つの短編マンガが本書には 収められている。そしてそれぞれのマンガには、亡くなる直前まで書き続けた未完のエッセイ集『ガラスの 地球を救え』から引いた文章が新たに付け加えられている。マンガを通してエコロジーにアプローチする1冊。

ジャンル:マンガ+エッセイ

出版社 子どもの未来社
初版年 2019年
ISBN 978-4864121590
ページ数 256頁
サイズ
対象年齢 11歳から
キーワード 環境

  • 2019
  • 256 pages
  • ISBN 978-4864121590
  • Ages 11 +