小さな女の子（ペルー・絵本）

2018_イラストレーション作品（スペイン語）

『小さな女の子』

好奇心と想像力と遊び心にあふれ、身の周りを探検する女の子が主人公。空想の中で女の子は、ドラゴンを退治したり、綱渡りをしたり、スープの中を泳いだり、傘を持って飛んだり、色の洪水の中で迷子になったりするが、不安に陥ることはない。女の子は、クモも、窓に映る自分の影も怖くないし、ありのままの自分に自信を持っているのだ。イラストレーションは幾つかの技法の組み合わせ。鉛筆で描いて水彩で彩色したものを、スキャンしてデジタルレタッチしている。

画家について　造形作家、イラストレーター、教師。2003年にペルー・カトリカ大学芸術学部彫刻学科を卒業。大学、中等教育などで教師の経験を積んだ後、2007年からは教材のイラストレーションや、舞台の大道具や小道具のデザインに携わる。イラストレーター、デザイナーとしてホセ・ワタナベ文の「レオンシオと獣医」（2017）、マリア・ロストウォロフスキ文の「人類のはじまりとその他のペルーのむかし話」を手がける。