いくつもの夜と幽霊たちのはざまで(メキシコ・読みもの)
Entre noches y fantasmas
2018_イラストレーション作品(スペイン語)
『いくつもの夜と幽霊たちのはざまで』
意外な展開の空想的な幽霊物語が収められた絵本。例えば、結婚するために、そして埋められるために作られた棺桶の話、若い詩人が死に、何もできずに見ている自分の苦悩を語る病気の犬の話、恐ろしく退屈なことに嫌気がさした灰色のスーツが、人間の生活をしようと決心する話、ポルカを踊るのがやめられないという変な病気が村を襲い人々が失踪する話、古い木の義足と共に埋葬して欲しいという夫の願いを聞かなかったために、永遠の苦悩を背負う女の話など。イラストレーションは作者の声を捉えつつ、独自の解釈を加えて描かれている。
画家について メキシコシティ生まれ。メトロポリタン自治大学でイラストレーションに特化したグラフィックデザインによる伝達について学ぶ。国内外のグループ展に出展。メキシコ国家文化芸術庁の「児童書イラストレーション目録」に、作品が2度選出される。絵本作品にマリア・ブランダ文の「タンポポ」(2012)、アントニオ・ラモス文の「フクロウのす」(2013)、ファビオ・モラビトによる「メキシコの民話」(2014)がある。
出版社 | Fondo de Cultura Económica |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-607-745-445-8 |
ページ数 | 115頁 |
サイズ | 27×21 |
対象年齢 | 14歳から |
キーワード | 幽霊 短編 |
Entre noches y fantasmas
- 2016
- 115 pages
- 27×21
- ISBN 978-607-745-445-8
- Ages 14 +