サルのしんぞう(ドイツ・絵本)
Das Herz des Affen
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
2018_イラストレーション作品(ドイツ語)
『サルのしんぞう』
小さなサルが、川辺のイチジクの木の上で、静かに幸せに暮らしていた。川にはワニの夫婦が住んでいた。ワニの奥さんはサルの心臓が欲しくて仕方がない。そこで夫は、サルを騙してイチジクの木から誘い出す。ところが、サルもワニを騙してまんまと逃げてしまう。妬み、社会的共生、自主的な決意の強さを説くミャンマーの昔話の再話。登場する3匹それぞれが異なるモラルを教えてくれる。動物と周囲の景色が、表情のある太い線で見開きいっぱいに描かれる、シンプルで明快なイラストレーション。
画家について 1973年、イエナ生まれ。ベルリン在住。ワイマールで美術を、ドレスデン大学で舞台・衣装デザインを学んだ後、数々の劇場で働く。初めての絵本となる本作で、2016年ドイツ文学賞候補となる。
出版社 | Aladin |
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初版年 | 2015年 |
ISBN | 978-3-8489-0098-5 |
ページ数 | 32頁 |
サイズ | 29×22 |
対象年齢 | 4歳から |
キーワード | サル ワニ 嫉妬 昔話 |
Das Herz des Affen
- 2015
- 32 pages
- 29×22
- ISBN 978-3-8489-0098-5
- Ages 4 +