いすの下にいるのは、だれ?(スペイン・読みもの)
Zer demontre dago aulkien azpian?
2018_文学作品(バスク語)
『いすの下にいるのは、だれ?』
短編、格言、詩など、23編を集めた作品集。即興芝居を演じたくなるような魅力的な文章は、開放的で、新しい楽しみ方や、想像力を刺激してくれる。自由に伸び伸びと描かれた絵も、文章に対する新しい解釈を導いてくれる。各編のテーマは、未来への期待と過去の思い出だ。子どもには「ふさぎの虫」とは何かを説き、大人には心を解きほぐす遊び心を教える。怠け者の海賊を通して死を、雪片を通して幸福を語る。「いすの下に怖いものがいる」(欧米などの伝承で、恐ろしいものの象徴)かもしれないが、それも皆で共に見つけよう、それは当たり前のことなのだから、と伝えてくれる。
作家について 1975年生まれ。ラジオやテレビの番組や漫画の脚本を書く。児童・YA向けの読み物や漫画や詩集も発表している。『乱暴なオーケストラ』は2016年のIBBYオナーリストに選ばれた。邦訳作品にフェルミン・ムグルサのグラフィックノベル『ブラック・イズ・ベルツァ』(邦訳:吉田浩美 訳/ロケットミュージック/2015)がある。
出版社 | Pamiela |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-84-7681-961-6 |
ページ数 | 108頁 |
サイズ | 23×19 |
対象年齢 | 8歳から |
キーワード | 短編 詩 格言 |
Zer demontre dago aulkien azpian?
- 2016
- 108 pages
- 23×19
- ISBN 978-84-7681-961-6
- Ages 8 +