亡くなったからといって赤子を投げてはいけない(南アフリカ・読みもの)
Akulahlwa Mbeleko Ngakufelwa
2018_文学作品(コサ語)
『亡くなったからといって 赤子を投げてはいけない』
少女シノムサには歌とギターの才能があった。母が失業し、家族の暮らしは厳しい。裕福な友だちグキヤザナは、数学の勉強の手伝いと引き替えにギターを貸してくれた。シノムサは、子ども病院での演奏を成功させ、その記事は地元の新聞に掲載される。グキヤザナは嫉妬してギターを貸してくれなくなった。その後、シノムサの父が長い闘病の末に亡くなり、葬儀のためにアメリカ在住の叔父が帰ってくる。叔父は、シノムサに新しいギターをプレゼントしてくれた。家族の望みに応えて、シノムサは心をこめて歌をうたい、ギターを奏でた。それが歌手として身を立てるきっかけになる。やがてグキヤザナとの友情も取り戻し、共に演奏して人びとを楽しませるようになった。
作家について 東ケープ州の海辺の村で育つ。大学でジャーナリズムを学んだ後、映画会社に入社し、撮影スタッフ、調査員、ナレーターとして働く。テレビのドキュメンタリー番組の翻訳やラジオドラマの作家としても活躍。母語のコサ語で書いた小説を数点発表し、青少年向けの文学賞の受賞歴もある。
出版社 | Pearson |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | 978-0-636-20762-2 |
ページ数 | 153頁 |
サイズ | 21×14 |
対象年齢 | 16歳から |
キーワード | 音楽 死 希望 |
Akulahlwa Mbeleko Ngakufelwa
- 2017
- 153 pages
- 21×14
- ISBN 978-0-636-20762-2
- Ages 16 +