モルモット・オルガの物語（読みもの・原作イギリス）

『モルモット・オルガの物語』

ペットショップからオガクズ家にやってきたモルモットのオルガ・ダ・ポルカは、食いしん坊で空想好き。ネコに作り話を聞かせたり、庭のハリネズミにそそのかされて囲いを抜け出したり、「いちばん太ったモルモット」のコンテストで優勝したり、なかなか忙しい。ちょっとした勘違いが騒動を巻き起こしても、前向きにやりすごす様子が笑いを誘う。1976年に邦訳されたが、版元、訳者、挿し絵をかえて新しく生まれ変わった。続編に『オルガとボリスとなかまたち』がある。（福本）