人形の家にすんでいたネズミ一家の おはなし（絵本・原作イギリス）

『人形の家に すんでいた ネズミ一家の おはなし』

伯爵のお屋敷に立派な人形の家があり、そこで15匹のネズミ一家が幸せに暮らしていた。ところがある日、お屋敷の壁や床がきれいに塗られると、人形の家がみすぼらしく見えた。自分たちの家が捨てられるのではと心配した子ネズミたちが、壁をピカピカにしようと洗剤でこすって大失敗。壁紙がはがれ、人形の家はめちゃめちゃに……。住む家を失ったネズミ一家がどうなるかと、最後までドキドキする。お屋敷、ネズミの服装、人形の家などが、細部にわたり細かく描かれた楽しい絵本。（代田）