死の天使(スウェーデン・読みもの・スウェーデン語)

IBBYオナーリスト2024_文学作品
『死の天使』
貧しい者に無慈悲な1880年代のストックホルム。素早い思考と優れた観察眼で生き延びてきた、孤児院育ちの13歳の少女ミーカは、警官ホフに才能を認められ、助手として雇われる。風変わりなふたり組が、裕福な実業家の娘の捜査を始めると、〈死の天使〉とよばれる何者かに、新生児が殺されるという恐ろしい事件に巻きこまれていく。自身の出生の謎を追うミーカは、知性と判断力、正義感で、偏見や抑圧とも戦わなくてはならない。当時の社会階級間や男女間の差別を、時代の匂いや音とともに活写する、見事な歴史小説。シリーズの3作目。
出版社 | Natur & Kultur |
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初版年 | 2021年 |
ISBN | 978-91-27-16409-3 |
ページ数 | 206頁 |
サイズ | 20x14 |
対象年齢 | 9歳から |
キーワード | 探偵物語、歴史、貧困、孤児 |
- Rundberg, Johan
- Natur & Kultur
- 2021
- 206 pages
- 20x14
- ISBN 978-91-27-16409-3
- Ages 9 +
Detective story, history, poverty, orphan