ビラボンの王さま(ドイツ・読みもの・ドイツ語)
Der Billabongkönig

IBBYオナーリスト2024_文学作品
『ビラボンの王さま』
「ビラボン」とは、オーストラリアの先住民族アボリジニの言葉で、水たまりや川の支流のこと。ここに住むワニたちは強くて危険で、ビラボンの王さまと呼ばれている。そんなビラボンの王さまの一頭、ベンの悩みは、歯の痛み。治せるのは、ワニの歯を掃除する専門家のワニチドリだけだ。しかし、その治療費はとんでもなく高く、おまけにこの歯医者はたいへんな事件を起こそうとしていた。支配と革命、権力と無力、裏切りと団結、独裁主義と民主主義などのテーマが、読者である子どもに直接語りかける形でユーモラスに描かれている作品。
出版社 | Beltz & Gelberg |
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初版年 | 2022年 |
ISBN | 978-3-407-75641-1 |
ページ数 | 162頁 |
サイズ | 23x17 |
対象年齢 | 8歳から |
キーワード | 寓話、王、ワニ、力の乱用 |
Der Billabongkönig
- Text: Kröner, Matthias|Ill. Mina Braun
- Beltz & Gelberg
- 2022
- 162 pages
- 23x17
- ISBN 978-3-407-75641-1
- Ages 8 +
Fable, king, crocodile, abuse of power