彼の名はウォルター(読みもの・原作オーストラリア)
『彼の名はウォルター』
遠足の途中、バスの故障で立ち往生した4人の少年少女が、引率の先生とともに近くの空き屋敷で夜を明かす。嵐が近づき、不穏な空気のなか、コリンが古い机から『彼の名はウォルター』という手がきの本を見つけ、1章ずつみんなに読み聞かせる。蜂の巣に捨てられ、魔女に育てられた孤児の数奇な物語に、読者もたちまち引き込まれるが、屋敷の中でも奇妙なことが起こり始め、緊迫感が高まっていく。架空世界と現実をシンクロさせ、たくみに作り込まれた作品で、結末まで一気に読ませる。(福本)
出版社 | あすなろ書房 |
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初版年 | 2022年 |
ISBN | |
ページ数 | 352頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | 屋敷、物語、秘密、魔女 |
- 2022
- 352 pages
- 20×14
- Ages 10 +