コールテンくんのポケット（絵本・原作アメリカ）

『コールテンくんのポケット』

持ち主のリサとコインランドリーに行ったぬいぐるみのくまのコールテンくん。リサがお母さんの手伝いをするあいだ、おとなしく待っていたが、ふたりがポケットについて話すのを聞き、自分のズボンにポケットがないと気づく。そこでポケットになりそうな布を探し始め、大きな袋にもぐり込み大変なことに……。閉店後のコインランドリーで失敗続きの冒険をする無邪気な主人公を生き生きと描く。『くまのコールテンくん』（松岡享子訳　偕成社　1975 年）の続編。1982 年に邦訳されたが版元、訳者を替えて生まれ変わった。（代田）