雪のお姉ちゃん(リトアニア・読みもの・リトアニア語)
Sniego sesė
IBBYオナーリスト2022_翻訳作品(ノルウェー語からリトアニア語)
『雪のお姉ちゃん』
クリスマスイヴにクリスチャンは11 歳になる。いつもなら、ジンジャースナップとタンジェリンオレンジの素敵な香り、パチパチ燃える火の音、飾りつけられたクリスマスツリー、揺らめくろうそくの灯り――そうしたクリスマスのための特別なものでいっぱいの、一年で最高の日だ。でも今年は、姉の死により家族のクリスマスはまったく違うものになった。まるでクリスマスがキャンセルされたみたいに。そんなある日、クリスチャンは、陽気でクリスマスが大好きなヘドウィグと出会い、やっぱりクリスマスはあるかも知れない、と思いはじめる。だけど、ヘドウィグの家は何かがおかしい。いつも家に隠れている老人は誰だろう?
●翻訳家について/ 1967 年生まれ。ヴィルニュス大学でジャーナリズムを専攻し、ジャーナリストとして働く。2000 年にノルウェー研究の学位を取得。最初の翻訳が2004 年に出版されて以来、これまでに、子ども、ティーンエイジャー、そして大人向けの本を12 冊翻訳。おもに、ノルウェーの作家マヤ・ルンデとユー・ネスビョーの作品を翻訳している。本書は、IBBY リトアニア支部による最も重要な児童図書翻訳賞を受賞。
出版社 | Tyto alba |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | 978-609-466-429-8 |
ページ数 | 195頁 |
サイズ | 27x25 |
対象年齢 | 9歳から |
キーワード | きょうだい、死、悲しみ、クリスマス |
Sniego sesė
- Trans. Gaivenienė, Alvyda | Orig. Maja Lunde
- 2019
- 195 pages
- 27x25
- ISBN 978-609-466-429-8
- Ages 9 +