アベルの島(韓国・読みもの・韓国語)
Abel-eui Som
IBBYオナーリスト2022_翻訳作品(英語から韓国語)
『アベルの島』
1970 年代に書かれたウィリアム・スタイグの代表作。スタイグの物語は、寓話という手法で、子どもたちの冒険や挑戦、世界への好奇心を描いている。自由とは、良心とは、など哲学的な問いにあふれ、犬のドミニック、ねずみのアベル、ガチョウのガーウィンなどの主人公は、スタイグの世界観を理解するのに重要なキャラクターだ。スタイグの物語は、これまですべて韓国語に翻訳されていたが、このたびキム・ヨンジンによって新たに翻訳された。
●翻訳家について/韓国で英文学を学び、ドイツのボン大学で英独翻訳及び韓独翻訳の修士号を取得、その後、ドイツのザールブリュッケン大学で翻訳の博士号を取得した。ボン大学で、長年韓国語講師を務めていたが、現在はドイツのデュースブルク・エッセン大学とデュッセルドルフ大学で教えながら翻訳者として活躍。『クリスマス・キャロル』(ディケンズ)、『オズの魔法使い』(ボ―ム)、『ハイジ』(シュピリ)、『みつばちマーヤの冒険』(ボンゼルス)、『にじいろのさかな』(フィスター)、『長くつ下のピッピ』(リンドグレーン)、『めぐりめぐる月』(クリーチ)など、数多くの児童文学の古典を韓国語に翻訳している。
出版社 | BIR Publishing |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | 978-89-491-2190-1 |
ページ数 | 185頁 |
サイズ | 21x15 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | ネズミ、難破船、島、サバイバル |
Abel-eui Som
- Trans. Kim, Young-jin | Orig. William Steig
- 2020
- 185 pages
- 21x15
- ISBN 978-89-491-2190-1
- Ages 10 +