ぼくの壮大な死(スウェーデン・読みもの・スウェーデン語)
Min storslagna död
IBBYオナーリスト2022_文学作品
『ぼくの壮大な死』
少年シッゲの3部作の2 作目。12 歳のシッゲは小さな村で、母親とふたりの妹と祖母と暮らしている。シッゲは友だちを作るのが苦手だが、クリスマス前に、校内一クールな双子からヒップホップグループに誘われる。今までは親友のユノと、動物用デートアプリの開発ばかりしていたのに、音楽にも時間を取られるようになって、これがトラブルを引き起こす。父親の不在、よい友だちでいるための不安、自分のジェンダーに関する悩みなど、深刻な話題に、軽妙な会話が合わさったユーモアたっぷりの本。
●作家について/ 1974 年生まれの作家、心理士。デビュー作はYA 小説「頭に開いた穴」(2006)。第2作『わたしは倒れて血を流す』(邦訳:ヘレンハルメ美穗訳、岩波書店、2013)がアウグスト賞受賞。「コメディ・クィーン」(2018)と本シリーズ前作「ぼくの壮大な人生」(2019)は、子どもラジオ文学賞を受賞、アウグスト賞候補。報われない恋やいじめ、発達障害、性別移行、親の自殺など、子どもたちが直面しうる難しい主題を、あふれるユーモアやリアルでおもしろい会話で、常にうまく両立させている。
出版社 | Rabén & Sjögren |
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初版年 | 2021年 |
ISBN | 978-91-29-72500-1 |
ページ数 | 382頁 |
サイズ | 21x15 |
対象年齢 | 9歳から |
キーワード | 友情、忠誠心、ジェンダー |
Min storslagna död
- Jägerfeld, Jenny
- Rabén & Sjögren
- 2021
- 382 pages
- 21x15
- ISBN 978-91-29-72500-1
- Ages 9 +