アンショス・ノゲイロサの科学的動物説話(スペイン・読みもの・ガリシア語)
O bestiaro científico de Anxos Nogueirosa
IBBYオナーリスト2022_文学作品
『アンショス・ノゲイロサの科学的動物説話』
1933 年、13 歳のスソはオサ海浜療養所のスクールキャンプに参加させられることになった。目的地に汽車で向かう途中、「科学的動物説話」という謎めいたタイトルのノートを手に入れたスソは、そこに書かれた内容に夢中になった。それが冒険に満ちた夏に足を踏み入れるきっかけになるとは、そのときのスソは予想もしていなかった。一緒に冒険することになった少女、ティラとはやがて美しい友情を築く。ノートを読むことを通して、ふたりはアンショス・ノゲイロサとともに、不思議で謎めいた生き物たちの調査へと乗り出す。
●作家について/ 1976 年、ガリシア州ノゲイロサ生まれ。技術者であり作家。故郷の近くの都市フェロルで生産工学を学んだ。2013 年、「4 月の焼き栗売り」(2013)でメルリン児童文学賞を受賞。それ以降、児童・YA 読者向けにガリシア語で「小指大尉」(2016)、「タルタロス」(2016)などの作品を発表してきた。2018 年、本書でマリア・ビクトリア・モレノ青年文学賞、2020 年に「サントアマロ」でジュール・ヴェルヌ賞を受賞した。作品はスペイン語、英語、カタルーニャ語、バスク語に翻訳されている。
出版社 | Urco Editora |
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初版年 | 2018年 |
ISBN | 978-84- 948755-3-3 |
ページ数 | 251頁 |
サイズ | 21x13 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 神話的動物、調査、療養所、友情 |
O bestiaro científico de Anxos Nogueirosa
- Text: Fraga, Antonio Manuel | Ill. Victor Rivas
- Urco Editora
- 2018
- 251 pages
- 21x13
- ISBN 978-84- 948755-3-3
- Ages 12 +