ガートロイランギの勇ましき冒険(ニュージーランド・読みもの・マーオリ語)
Te Uruuru Whenua o Ngātoroirangi
IBBYオナーリスト2022_文学作品
『ガートロイランギの勇ましき冒険』
人びとが到来しはじめた頃のアオテアロア(ニュージーランド)を舞台に、テ・アラワ族を導いたマーオリの司祭ガートロイランギの冒険を描いた物語絵本。南太平洋にあるという伝説の島、ハワイキからカヌーでやってきたガートロイランギは、アオテアロア中央部を探検し、火山の守り神、水の守り神、妖精の王など、自然界の神々と戦う。清めの儀式を行った泉や、足跡が今も残るといわれている窪地など、ガートロイランギが旅した場所をたどりながら物語は進んでいく。ガートロイランギという人物は、ニュージーランド最大の湖、タウポ湖の北岸の岩壁に、その顔が彫刻されていることで有名である。
●作家について/マーオリの言語と文化の専門家であり、作家、ジャーナリスト、音楽やテレビ番組のプロデューサー、神智学の推進者などとして活躍。語学教師としてもさまざまなニーズに対応し、マーオリ語の復興運動に深く関わってきた。読み物、識字教育の教材、ラジオドラマやテレビ番組の脚本などをマーオリ語で執筆している。
出版社 | Huia Publishers |
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初版年 | 2021年 |
ISBN | 978-978-1-77550- 639-3 |
ページ数 | 36頁 |
サイズ | 28x20 |
対象年齢 | 7歳から |
キーワード | 植民地化、マーオリ、伝説 |
Te Uruuru Whenua o Ngātoroirangi
- Text: Winitana, Chris | Ill. Laya Mutton-Rogers
- Huia Publishers
- 2021
- 36 pages
- 28x20
- ISBN 978-978-1-77550- 639-3
- Ages 7 +