自転車に乗った魔女（コスタリカ・読みもの・スペイン語）

IBBYオナーリスト2022_文学作品

『自転車に乗った魔女』

リズミカルな音とナンセンスが組み合わさった詩の本。フロリア・ヒメネスのイマジネーションがつくりあげた、楽しい空想的キャラクターが不思議な詩の世界へと読者を誘う。独創的な物語のなかの、ほんとうにいそうな魔女たちとともに楽しめる詩の本。

●作家について／コスタリカ国立大学でスペイン哲学と言語学を学ぶ。エレディアにある国立大学で25 年以上言語学、児童文学、創作の教鞭をとり、現在も教員として、多作な作家として活躍している。1978 年に「小鳥が私に話してくれた」でアキレオ・J・エチェベリア賞を、1980 年に「まほうの小石」でアルゼンチンのアルフォンシーナ・ストルニ詩賞やそのほかの賞を受賞した。1976 年に「ミルスキータ」、2004 年に「昔むかしこのモンスターが」、2007 年に「ポリおばさんとゆうれいネコ」でカルメン・リラ賞を受賞した。