中になにかが入っている(ブラジル・絵本・ポルトガル語)
Lá dentro tem coisa
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2022_文学作品
『中になにかが入っている』
11 歳の少女メニーナは、自分のことを「地球上に存在するどんな変わり者よりも変わっている」と感じている。そして、現代を生きる多くの子どもたち同様、自信に欠け、自分をもっと知りたいと思っている。そんななか、メニーナは、誕生日にめずらしいプレゼントをもらう。はじめてひとりで外出する許可だ。そして、家から本屋までの道すがら、信じられない発見をし、説明しがたい恐怖を体験すると同時に、勇気が湧いてくるのを感じる。パスワードを使って現実と空想
が混在する世界へとつながる道を見つけたメニーナは、世界と自分自身について学んでいく。
●作家について/ 1960 年、リオデジャネイロ生まれ。レシフェで建築を学ぶが、1990 年代前半に作家に転向。戯曲、年代記、児童書、YA 作品、小説など幅広いジャンルで活躍。主な作品に、「マシン」(1999)、ブラジル児童青年図書財団賞を受賞した「解説マニア」(2001)、「天使の喜劇」(2004)などがある。初のノンフィクション作品「幸せなあなたが見たかった」(2014)は、自身の両親について綴った一冊。
出版社 | Editora Moderna |
---|---|
初版年 | 2020年 |
ISBN | 978-85-16-12111-2 |
ページ数 | 56頁 |
サイズ | 20x27 |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | アイデンティティー、 認識、 現実、 想像力 |
Lá dentro tem coisa
- Text : Falcão, Adriana | Ill. Lole
- Editora Moderna
- 2020
- 56 pages
- 20x27
- ISBN 978-85-16-12111-2
- Ages 11 +