111本の木(NF絵本・原作カナダ)
カテゴリー: おすすめ!世界の子どもの本、ノンフィクション/nonfiction
『111本の木』
インドには女の子がひとり生まれたら111 本の木を植える村がある。その村も以前は男児の誕生は祝っても、女児の誕生は家族の重荷になると考えて祝っていなかった。それを変えたのはひとりの父親が始めた植樹。それによって鉱山開発で荒れた土地が再生され、水の確保や経済的自立、女児教育の推進へとつながった。その過程があたたかな雰囲気の絵から静かにしっかり伝わってくる絵本。巻末にくわしい説明と現地の写真があり、実際に誰がどのように運営しているのか、植樹された木がどれほど愛されているかがわかる。(坂口)
出版社 | 光村教育図書 |
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初版年 | 2021年 |
ISBN | |
ページ数 | 36頁 |
サイズ | 26×24 |
対象年齢 | 6歳から |
キーワード | ジェンダー、 インド、植樹、環境保全 |
- 2021
- 36 pages
- 26×24
- Ages 6 +