サリー・ジョーンズと死者からの手紙(チェコ・読みもの・チェコ語)
Sally Jones a dopis od mrtvého
IBBYオナーリスト2022_翻訳作品(スウェーデン語からチェコ語)
『サリー・ジョーンズと死者からの手紙』
ゴリラのサリー・ジョーンズは、オーバーオールとターバンが目印。サリーは人間の世界の暮らし、言葉は話さないが、なんでも理解している。物語は、リスボンの港の労働者階級の多い地域から始まる。サリーと船員のチーフは、貨物船を運航する信頼できる友人同士で、あるとき大きな仕事を引き受ける。ところがこの取り引きは失敗に終わり、チーフが殺人の濡れ衣を着せられてしまう。サリーは、チーフの汚名をはらすため、はるかインド・ボパールのマハラジャを目指して、嵐の海に船を出す。暗い真実と凶悪な犯罪、そして思いがけない友情を描いた物語。
*翻訳家について 1980年生まれ。カレル大学芸術学部で学ぶ。数年間プラハのスウェーデン大使館に勤務。2015年に、スウェーデン・ストックホルムにあるチェコ外務省管轄のチェコセンターへ。訳書に、ヘニング・マンケルの犯罪小説や、ピア・ハグマーとヤコブ・ヴェゲリウスの児童書などがある。
出版社 | Albatros |
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初版年 | 2018年 |
ISBN | 978-80-00-05207-6 |
ページ数 | 483頁 |
サイズ | 22×16 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | ゴリラ、殺人、不正、旅、探偵 |
Sally Jones a dopis od mrtvého
- Trans. Helena Stiessová | Orig. by Jakob Wegelius
- Albatros
- 2018
- 483 pages
- 22×16
- ISBN 978-80-00-05207-6
- Ages 10 +