ミツとり合戦（カンボジア・絵本・クメール語）

IBBYオナーリスト2020_文学作品

『ミツとり合戦』

ハチたちがお腹をすかせ、女王バチは巣にミツが届くのを待っている。ところが、ミツをたっぷり含んだ花が咲く山の上には、はげしい風が吹きつけ、働きバチはどんどん遠くへ飛ばされてしまう。それでもハチたちは智恵を出し合い、うまい計画を立て、ついにミツをとって巣に帰ることに成功する。

＊作家について　ソーム・カダナは、国際NGOルーム・トゥ・リードでプノンペンの出版シニア・プログラム・オフィサーを務めている。子ども向けの作品を多数創作。おもな作品に、「アー・クマオ」、「かんからドラム」、絵も手がけた「わたしのねこの絵」などがある。また、創作のワークショップなども担当。
　ヘン・スレイ・ウンは、コンポンチャム在住。高校で生物を教えている。本作がデビュー作。