コピーボーイ(読みもの・原作アメリカ)
『コピーボーイ』
17歳のヴィクターは、メンフィスの新聞社で雑用係をしている。新聞配達をしていた頃に知り合い親しくなったスピロさんの訃報を受け、彼との約束を果たすためミシシッピ川の河口を目指す旅に出る。職場や道中で出会った人びとの助けを借りて目的を果たそうとする姿には、吃音に悩む内気だった少年を脱皮して青年へと成長する清々しさがある。スピロさんと交わした言葉や『老人と海』の一節が随所に散りばめられ、ヴィクターの心の支えになっていることがわかる。旅先での恋の行方も気になる。『ペーパーボーイ』続編。(神保)
出版社 | 岩波書店 |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 304頁 |
サイズ | 19×13 |
対象年齢 | 13歳から |
キーワード | 約束、友情、一人旅、ミシシッピ川 |
- 2020
- 304 pages
- 19×13
- Ages 13 +