いのちの木(アラブ首長国連邦・絵本)
Shajaratou Al Thikrayat
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
2018_翻訳作品(英語からアラビア語)
『いのちの木』
亡くなった親切なキツネを慕って、森の動物たちが集まり、思い出を語り合う。キツネの埋められた場所に小さな芽が顔を出すと、やがてその芽は、キツネの思い出とともに育っていく。時間と記憶が積み重なっていくうちに、その芽は森で一番高く、美しい木に成長する。動物たちは、木をこよなく愛した。そこでは、自分たちの心の中で、キツネが生きていると感じられるのだった。
翻訳家について 1966 年、ベイルート生まれ。子どもやYA 向けの本の作家、翻訳家。6 歳まではシエラレオネ、その後3 年間をレバノンで過ごし、それから15 年間は戦争のため点々とする。現在はブリュッセルとベイルートで暮らす。多くの受賞歴を持ち、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞には2度候補となった(2010、2011)。100点以上の著作があり、多くの言語に翻訳されている。IBBY オナーリストに選出(2016)された「ひらかないで、ひらいたら」は、同年ボローニャ・ラガッツィ賞も受賞した。
日本語版
森山京 訳/ポプラ社/2013 ほか
出版社 | Kalimat |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | 978-9948-46-677-2 |
ページ数 | 30頁 |
サイズ | 25×28 |
対象年齢 | 6歳から |
キーワード | キツネ 死 哀悼 思い出 |
Shajaratou Al Thikrayat
- 2017
- 30 pages
- 25×28
- ISBN 978-9948-46-677-2
- Ages 6 +