サムソンの旅(ラトビア・読みもの)
Sansona Celojums
2018_翻訳作品(ドイツ語からラトビア語)
『サムソンの旅』
マッツと犬のサムソンは大の仲良し。ふたりは共に10 歳。マッツは少年だが、サムソンは人間にしたら70歳。ふたりは、人生で一番楽しい時だけでなく、マッツの父親の悲劇的な死など、一番つらい時を共に過ごしてきた。マッツは、病気のサムスンがひとりで長い旅に出なければならないと知らされ、助言と助けを求めて、遠くに住む父方の祖父を訪ねる。祖父は変わり者の科学者で発明家だった。果たしてマッツの計画は成功するだろうか?
深く心を揺さぶる友情と喪失の物語は、シンプルだが、心の琴線に触れるあたたかさと、詩的情緒にあふれている。
翻訳家について 1971 年、リガ生まれ。ラトビア大学で哲学の修士号を取得し、ウィーン大学でドイツ語コースを修了。文化史や宗教史を教えていたが、2003 年より編集者として出版社に勤める。フリーランスで、ドイツ語とロシア語からラトビア語への翻訳を行う。これまでに20 点ほどの作品を訳しており、2016 年にラトビア文学賞候補に、2017 年に児童文学とYA 翻訳部門でジャニス・バートビルク賞を受賞している。
出版社 | Jana Rozes apgads |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-9984-23-617-9 |
ページ数 | 155頁 |
サイズ | 21×13 |
対象年齢 | 9歳から |
キーワード | 冒険 旅 友情 イヌ |
Sansona Celojums
- 2016
- 155 pages
- 21×13
- ISBN 978-9984-23-617-9
- Ages 9 +