長くつ下のピッピ 原作(アルメニア・読みもの)
Erkaragulpa Pipin
2018_翻訳作品(スウェーデン語からアルメニア語)
『長くつ下のピッピ』
アストリッド・リンドグレーンの『長くつ下のピッピ』(1944)の初めてのアルメニア語版。ピッピは、金貨のぎっしりつまった大きなスーツケースと、馬とサルと一緒に「ごたごた荘」で暮らしている。そんなピッピに、村の大人たちは女の子らしい振る舞いをさせようとする。けれどもピッピは、近所の友だちのトミーとアニカと奇想天外な冒険を繰り広げる。町の人たちにも突飛な物語を語り、いつも皆を楽しませる。ピッピは、サーカスの大男との取っくみ合いに、強盗とのポルカダンス、雄牛のしっぽを引っ張るのだって、御茶の子さいさいでやってのけてしまうのだ。
翻訳家について 1973 年、エレバン生まれ。エレバン国立大学言語学科でアルメニア語とアルメニア文学を学ぶ。その後、スウェーデンのウプサラ大学アジア・アフリカ研究所でアルメニアの古典を教えながら、スウェーデン語を学ぶ。リンドグレーン作『やねの上のカールソン』(大塚勇三 訳/ 岩波書店/1965)『エーミルはいたずらっ子』(石井登志子 訳/ 岩波書店/2012)をはじめ、スウェーデン語や英語の本をアルメニア語に翻訳している。
日本語版
『長くつ下のピッピ』菱木晃子 訳/岩波書店/2018 ほか
出版社 | Zangak |
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初版年 | 2013年 |
ISBN | 978-9939-68-029-3 |
ページ数 | 140頁 |
サイズ | 20×13 |
対象年齢 | 6歳から |
キーワード | 女の子 強さ 自立 友情 |
Erkaragulpa Pipin
- 2013
- 140 pages
- 20×13
- ISBN 978-9939-68-029-3
- Ages 6 +