太陽のびんづめ（アラブ首長国連邦・絵本）

2018_文学作品（アラビア語）

『太陽のびんづめ』

物語は、ひとりの少女が、テント暮らしの子どもたちに出会うところから始まる。テントには暖房もなく、楽しいことなどひとつもない。少女は、子どもたちを助けるために「太陽のびんづめ」を取ってこようと決心する。太陽は暖かさと食べ物のシンボルでもあるからだ。少女は自らの旅に子どもたちを誘い、彼らと一緒に出発する。

作家について　作家。レバノンのベイルート生まれ。ベイルート・アメリカン大学で行政学の学位を取得。現在はアラブ首長国連邦在住。子どもの頃から、アラビア語の美しさ、表現力、柔軟性に魅力を感じており 、特にアラビア語で文章を書くことが好きだった。児童文学、YAを執筆しながら、創作コンクールの審査員を務めている。2013年にはアラブ首長国連邦の女性作家の団体を立ち上げた。