わたしと友だちとロバ(パレスチナ・読みもの)
Ana wa-sadiqi wa-al-himar
2018_文学作品(アラビア語)
『わたしと 友だちと ロバ』
実話を元に書かれた作品。少年モハマッドは白いロバを飼っていた。モハマッドは、懸命にロバの世話をし、別の村で働く父親を迎えにいったり、配達の仕事をしていた。ある日、ひとりの男が、報酬をはずむから市場まで小麦粉を運んでほしいと頼んできた。ところが、男は強盗で、村を出るとモハマッドを殴り、ロバを盗んで逃げてしまう。モハマッドと友だちのマフムードは変装して探偵のように捜索するが、ロバはなかなか見つからない。モハマッドは、毎晩、ロバの夢を見る。7カ月が経ち、ついにモハマッドは強盗からロバを買った人物を見つけ出し、ロバとの再会を果たす。それから長い年月が過ぎたが、モハマッドとマフムードは顔を合わせるたびに、ロバをめぐる冒険の思い出話に花を咲かせるのだった。
作家について 1941年、エルサレム生まれ。ベイルート、アンマン、プラハで過ごした後、現在はエルサレムに戻っている。短編、長編、伝記、回想録、子ども向けの物語など、これまでに53点を発表。
出版社 | Tamer |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-9950-26-084-9 |
ページ数 | 85頁 |
サイズ | 21×14 |
対象年齢 | 13歳から |
キーワード | 強盗 友情 探偵 |
Ana wa-sadiqi wa-al-himar
- 2016
- 85 pages
- 21×14
- ISBN 978-9950-26-084-9
- Ages 13 +