ティエ(オランダ・読みもの)
Tije
2018_文学作品(フリージア語)
『ティエ』
内気な少年ティエは、野外で過ごすことと動物が大好きだった。しかし、両親の仕事の関係で都会へ引っ越すことになる。鍵っ子になり、ひとりでいる時間が増えたティエは、両親の夢や考えを理解できなくなっていく。友だちもなかなかできず、田舎の人たち、動物たちと過ごした暮らしが恋しくてたまらない。そんなとき、ペットのネズミと一緒におんぼろの船で暮らす流れ者の男に出会う。男は、ティエと同じように、理想の暮らしを追い求めているが、明るく前向きに生きていた。夏が終わる頃、ティエは、男が秘密を持っていることに気付く。ふたりは友だちでいられるだろうか?
作家について 1977年生まれ。ベーツステルズワーグのフリージア人が暮らす村で育つ。レーワルデンでオランダ語を学ぶ。2011年より、執筆とイラストレーションに専念。フリージア語の出版社が主催する文学作品の公募に、自作のイラストをつけた創作を応募して採用される。本書が作家としての本格的なデビュー作。夫と娘と3人暮らし。
出版社 | Afûk |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-94-92176-27-1 |
ページ数 | 96頁 |
サイズ | 23×19 |
対象年齢 | 7歳から |
キーワード | 引っ越し 友情 孤独 |
Tije
- 2016
- 96 pages
- 23×19
- ISBN 978-94-92176-27-1
- Ages 7 +