小さな王国。夏の物語(イタリア・読みもの)
Il piccolo regno. Una storia d'estate
2018_文学作品(イタリア語)
『小さな王国。夏の物語』
舞台は1930年代のイギリス、イングランド。いつものように、3人兄弟のユリウス、アリアドネ、フェドロは、従兄弟と一緒にイングランドの田舎で長い夏の休暇を過ごしていた。取っ組み合いのけんか、ツリーハウスと宝物、英雄ネッドとの友情。帰還兵のネッドは、若者たちとの関わり方を知っている数少ない大人だった。そんなある日、古い墓が荒らされ、4人の少年たちの夢に幽霊が現れた。幽霊は、復讐のために、少年たちから子ども時代の純粋さを盗もうとする。金髪の双子、不当な悲劇、大人たちの嘘や秘密によって、少年たちは、この世の悪というものを知る。少年が大人へと成長し、世界が変わっていく夏、子ども時代という黄金の日々と、その終焉を描いた物語。
作家について 作者はフェデリコ・グーリエルミ。ラヴェンナ出身で、現在はボローニャ在住。イタリアの創作集団「ウー ミン4財団」の4人のメンバーのひとり。大人向けの小説も多数発表しており、その中にはJ.R.R.トールキンに捧げた歴史小説もある。他に、エッセイや、「ウー ミン4財団」として子ども向けの作品も多く発表している。
出版社 | Bompiani |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-88-452-8112-9 |
ページ数 | 231頁 |
サイズ | 19×14 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | 英国 1935年イングランド 冒険 成熟 |
Il piccolo regno. Una storia d'estate
- 2016
- 231 pages
- 19×14
- ISBN 978-88-452-8112-9
- Ages 10 +