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心をひらいて、音をかんじて(NF絵本・原作アメリカ)

シャノン・ストッカー 文 | デヴォン・ホルズワース 絵 | 中野怜奈 訳

カテゴリー: おすすめ!世界の子どもの本絵本/picture booksノンフィクション/nonfiction

心をひらいて、音をかんじて 耳のきこえない打楽器奏者エヴェリン・グレニー

音は物が振動し、空気を震わせ、鼓膜を揺らし、それを神経が脳に伝えることで認識される。エヴェリンは、10 歳頃から耳の神経の不調で難聴になった。しかし、中学校で打楽器を指で弾いてみると、その振動が音として直接感じられると気づき、さらに感覚を研ぎ澄まして、空気の震えを全身で感じ取れるまでになった。音楽への情熱を持ち続け、グラミー賞を受賞する打楽器奏者になるまでの半生を、音の響きがほとばしるような絵で伝える絵本。だれもが可能性を秘めている、と読者を勇気づける。QR コードで演奏も聴ける。(坂口)

出版社 光村教育図書
初版年 2023年
ISBN
ページ数 40頁
サイズ 27×23
対象年齢 7歳から
キーワード 音楽家、伝記、難聴

  • 2023
  • 40 pages
  • 27×23
  • Ages 7 +