じかんをまもれなかったクマのはなし（絵本・原作フランス）

『じかんをまもれなかったクマのはなし』

人間と暮らすクマが主人公。寝坊して朝食を抜き、バスに乗り遅れ、学校に遅刻。時間割も間違えて失敗ばかり。それもこれもクマが時計を読めないせい。時計の読み方の特訓を受け、時間を守れるようになり、勉強も絶好調に。でもスケジュール管理ができるようになると、習い事や用事を詰め込みすぎ、燃え尽き症候群でバッタリ。山中でのんびり休養をとったクマが発見したこととは？　時計の読み方や時間管理について学びながら、エスカレートする管理の愚かさを笑い飛ばす。大切な時間の過ごし方もユーモラスに伝える。（広松）