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リトアニア支部
IBBYヨーロッパのニューズレターより

リトアニアのビリニュスで、児童文学のイベント「作り手の島」「子どもの本の島」を開催

　2024年11月、リトアニアの首都ビリニュスでは、児童文学における検閲をテーマにした国際児童文学フェスティバルが開催された。このイベントは、作家みずからの自主検閲、出版社による制限、政治的な検閲、検閲につながる環境、検閲の影響などを考えるものであり、参加者は、カタルーニャ、ポルトガル、イタリア、フィンランド、リトアニアの作家、画家、出版社、児童書の専門家と交流した。
　また、若い読者が物語の世界を旅する中で読書の喜びを知り、想像力を解き放ち、新しいジャンルにふれて文学の世界の秘密を探究する機会も設けられた。
　フェスティバル期間中は創作ワークショップ、本の紹介、作家との交流会など、約50ものイベントが開催され、本を読むだけでなく、夢をいかして創作にも挑戦するよう、子どもたちに働きかけた。
　今回のイベントは、スペインのカタルーニャ自治州バルセロナの読書推進団体タンタゴラと連携し実施された。

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