【2026年国際アンデルセン賞】日本からの候補に、富安陽子さんとあべ弘士さん
2024年10月29日
「小さなノーベル賞」と称される「国際アンデルセン賞」は、1953年にIBBY(国際児童図書評議会)によって創設され、1956年の第1回授与以来、2年に一度、子どもの本の最高の作り手に贈られてきました。IBBYの支部だけが、候補者を推挙する権利をもっています。国際アンデルセン賞についてはこちら▶▶
JBBYは国内選考会を行い、「2026年国際アンデルセン賞」に、富安陽子さんとあべ弘士さんを推薦することを決定しました。
作家賞候補:富安陽子
画家賞候補:あべ弘士
■ 富安陽子さんの代表作 ■
『小さな山神スズナ姫』(飯野和好絵、偕成社)
『まゆとおに』(降矢なな絵、福音館書店)
『盆まねき』(高橋和枝絵、偕成社)
『絵物語 古事記』(山本浩二絵、偕成社)
『博物館の少女』(偕成社)
■ あべ弘士さんの代表作 ■
『どうぶつえんガイド』(福音館書店)
『ライオンのよいいちにち』(佼成出版社)
『宮沢賢治「旭川。」より』(BL出版)
『よあけ』(偕成社)
『夏』(ほるぷ出版)
■ 国内選考委員
〔作家賞〕
さくまゆみこ/代田知子/土居安子/中野怜奈/野上暁
〔画家賞〕
申明浩/土居安子/広松由希子/増田喜昭/松岡希代子
■ 今後のスケジュール
- 2025年1月:ロングリスト(各国が推薦した全候補者)発表
- 2026年1月:ショートリスト(最終候補者)、ならびに国際選考委員が選ぶベストブック発表
- 2026年3月:受賞者発表(ボローニャ・チルドレンズブックフェアにて)
- 2026年8月:授与式(第40回IBBY世界大会、カナダ・オタワ)