雨といちばん素敵なダンス(トルコ・絵本)
Yamur Adam ve En Güzel Dans
カテゴリー: IBBYバリアフリー図書、絵本/picture books
IBBYバリアフリー図書2021_ポートレイト
『雨といちばん素敵なダンス』
あるよく晴れた日、町の人たちが外でのんびり過ごしていると、雨がふりだしました。みんなはがっかり。それを見た雨は腹を立て、もう二度と雨をふらせないことにします。そのため日照りが続いてしまいます。そこにひとりの少女がきて、雨にわけをたずねます。少女は、自分は耳が聴こえず音楽を聴くこともできないけれど、雨のしずくのリズムは、足で感じることができるのだと言います。雨は自分の価値を見出し、少女の望みをかなえようと、ふたたび雨をふらせました。少女は雨の中で踊り、町の人たちも喜びます。
耳の聴こえない人に、音を体で感じる様々な方法を教えてくれるすばらしい本です。この本は、リズムや振動を味わい、聴こえない人を尊重し、彼らと接するときにどんなことが大切なのか、話し合いのきっかけとなるでしょう。また子どもたちは、草や木、雨のしずくなどのイラストや、町の人びとの様子を楽しむことができるでしょう。
出版社 | Redhouse Kidz,SEV |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | 978-605-2079-53-9 |
ページ数 | 32頁 |
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対象年齢 | |
キーワード |
Yamur Adam ve En Güzel Dans
- Sunar,Özge Bahar | Altun,Uğur
- Redhouse Kidz,SEV
- 2019
- 32 pages
- ISBN 978-605-2079-53-9