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ボー(とトム)の当たり前の(ことじゃない)お話(オランダ・読みもの)

Het (on)gewone verhaal van Bo (en Tom)

文:ティネケ・ホーニン Honingh, Tineke

カテゴリー: IBBYバリアフリー図書読みもの/chapter books and novels

IBBYバリアフリー図書2021_ポートレイト

『ボー(とトム)の当たり前の(ことじゃない)お話』

新しい学校の第8学年(11~12 歳)に転入したボー。初登校の日は気疲れするものだし、脳性麻痺があって車いすを使うボーにはなおさらでした。でもボーは元気な女の子です。そしてまわりの人を、いくつかのタイプに分けているのです。おせっかいな人たち、障害を見て見ぬふりをする人たち、ボーには知的な遅れもあるだろうと考えている人たち、と。
 そんななか、同じクラスのトムはある行動の償いとして、ボーを手助けするようになります。周囲とは距離をおき、固く守られた秘密と、同情はお断りという気持ちがボーとトムを結びつけ、ふたりは大親友になります。10 代の読者は、ボーたちの機知に富んだ会話やユーモラスな物語にひきこまれ、登場人物と自分を比べて楽しむことでしょう。この作品は、友情やいじめ、自分自身のために立ちあがることをテーマに、軽やかな調子で大切なメッセージを届けてくれます。

出版社 Van Holkema & Warendorf
初版年 2018年
ISBN 978-90-00-35963-9
ページ数 176頁
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Het (on)gewone verhaal van Bo (en Tom)

  • Honingh, Tineke
  • Van Holkema & Warendorf
  • 2018
  • 176 pages
  • ISBN 978-90-00-35963-9