【IBBYニュース】 新着情報:IBBY世界大会(2022はマレーシア)

 

IBBY世界大会

世界中に支部をもつIBBYは、2年に一度世界大会を開催します。
世界大会は、国際アンデルセン賞やIBBY朝日国際児童図書普及賞の授与式、IBBYオナーリストの表彰、基調講演や分科会、ポスター発表などを通して、国を越えた子どもと本に関わる仲間の交流の場です。また、会員総会では、IBBY会長や国際理事、国際アンデルセン賞審査委員長の選挙も行われます。

2018年 第36回IBBY世界大会
8月30日~9月1日/ギリシャ・アテネ
テーマ:東と西が出合うところ――子どもの本をめぐって
http://www.ibbycongressathens2018.com/

2020年 第37回IBBY世界大会
9月5日~7日/ロシア・モスクワ
テーマ:Great big world through children’s books(子どもの本から広がる大きな世界)
http://ibbycongress2020.org/


2022年のIBBY世界大会が9月5日から8日までマレーシアのPutrajaya(プトラジャヤ)で開催されることになりました。テーマは Power of Stories(物語の力)です。
プトラジャヤは、首都クアラルンプール南方役5キロに位置し、人口8万人。マレーシアの新行政首都に指定されており、2015年IBBYアジアオセアニア地域大会も、この地で開かれました。

(協力:よだかずこ)


●これまでのIBBY世界大会

1 1951/52 ミュンヘン/旧西ドイツ/IBBY設立準備大会
2 1953 チューリヒ/スイス/現代社会の諸問題と児童文学
3 1955 ウィーン/オーストリア/本とイラストレーション
4 1956 ストックホルム/スウェーデン/第1回「国際アンデルセン賞」
5 1958 フィレンツェ/イタリア/児童文学と世論
6 1960 ルクセンブルグ/ルクセンブルグ/子どもの本と学校
7 1962 ハンブルグ/旧西ドイツ/児童文学と発展途上国
8 1963 ウィーン/オーストリア/児童文学と国際理解
9 1964 マドリッド/スペイン/第二次世界大戦以降の児童文学
10 1966 リュブリャナ/旧ユーゴスラビア/子どもの本の誕生
11 1968 アムリスヴィル/スイス/マスメディアと青少年
12 1970 ボローニャ/イタリア/変わりゆく世界における青少年のための文学
13 1972 ニース/フランス/移りゆく社会での児童および青少年の成長段階における読書の役割
14 1974 リオ・デ・ジャネイロ/ブラジル/本は人生の教師
15 1976 アテネ/ギリシャ/今日のフェアリーテールと詩
16 1978 ビュルツブルグ/旧西ドイツ/現代の児童青少年向けのリアリズムの物語
17 1980 プラハ/旧チェコスロバキア/本と子ども――過去・現在・未来
18 1982 ケンブリッジ/イギリス/変わりつつある子どもの世界における物語
19 1984 ニコシア/キプロス/第三世界における子どもの本の制作と普及
20 1986 東京/日本/なぜ書くか、なぜ読むか
21 1988 オスロ/ノルウェー/児童文学とニューメディア
22 1990 ウィリアムズバーグ/アメリカ合衆国/子どもの本がひろげる世界――識字と文学
23 1992 ベルリン/ドイツ/子どもの本の中の子どもの世界、子どもの世界における子どもの本
24 1994 セビリア/スペイン/子どもの本、自由の天地
25 1996 フローニンゲン/オランダ/物語を語ること
26 1998 ニュー・デリー/インド/子どもの本を通しての平和
27 2000 カルタヘナ・デ・インディアス/コロンビア/「新世界」から新たな世界へ
28 2002 バーゼル/スイス/子どもと本――世界共通の課題
29 2004 ケープタウン/南アフリカ/アフリカのための本
30 2006 マカオ/中国/社会の発展と子どもの文学
31 2008 コペンハーゲン/デンマーク/歴史の中の物語、物語の中の歴史
32 2010 サンチャゴ・デ・コンポステラ/スペイン/マイノリティの力
33 2012 ロンドン/イギリス/境界を越える――翻訳と移動
34 2014 メキシコテシティ/メキシコ/読書とインクルージョン
35 2016 オークランド/ニュージーランド/マルチリテラシーな世界の文学
36 2018 アテネ/ギリシャ/東と西が出合うところ――子どもの本をめぐって
37 2020 モスクア/ロシア/子どもの本から広がる大きな世界
38 2022 プトラジャヤ/マレーシア/物語の力