ライチョウを絶滅から救え(読みもの)
カテゴリー: 日中韓共同プロジェクト、ノンフィクション/nonfiction

第1回テーマ「環境」
『ライチョウを絶滅から救え』
ライチョウという鳥は、寒冷地でしか生活できない。日本アルプスの高山帯に生息するライチョウは、国の特別天然記念物に指定されているだけでなく、地球上の最南端に生きる種として、世界中の研究者たちに注目されている。そのライチョウたちが今、絶滅の危機にさらされている。地球温暖化による気温上昇によって生息域が狭まっていることに加え、高山帯の生態系が崩れた結果、ライチョウを襲うキツネやテンなどの野生動物たちが高山に侵入し始めたのだ。鳥類学者の中村浩志は、ライチョウを日本の山岳における生態系の重要な鍵と捉え、長年その研究と保護に力を注いできた。そして2013年から始めた「ケージ保護」(ひなをケージに入れて守る方法)の成果があがりつつある。ライチョウを通して自然環境を知り、自然との向き合い方を考えることの大切さを訴える記録文学。
ジャンル:ノンフィクション読み物
出版社 | 小峰書店 |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | 978-4338321013 |
ページ数 | 176頁 |
サイズ | 200x140mm |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | 環境、ライチョウ、地球温暖化、生態系 |
- 2019
- 176 pages
- 200x140mm
- ISBN 978-4338321013
- Age 11 +